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古都 長安 にて

JapanesePosted by Daisuke Saturday, September 05 2009 02:08:43

2009年9月5日 中国、西安市 150、069 km

中国の古都長安、現在名西安に来ました。左足の膿が出る病気は昆明市の大病院での2週間の治療と抗生物質での治療でどうやら治ったようです。そしてやれやれ総走行距離が15万キロメートルを突破しました。


さて、中国の印象は驚くほど発展していることです。ベトナムとの国境の町でさえ大きなビルが建ち並び、ベトナムとの違いに圧倒されたのですが、西安市は日本の大都市と同じくらいたくさんのビルがしかもここ数年で建てられたような新しいビルがたくさん建ち並んでいます。現在も構想ビルの建設ラッシュが続いています。大きな百貨店がいくつも街のあちこちにあり、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどファーストフード店やコンビニエンス店があちこちに見られます。道路は幅が広く、よく整備され、自動車専用路と自転車専用路と歩行者専用路が分けられています。ごみはあまり落ちていませんが掃除人をしょっちゅう見かけます。物は豊かでどの店もたくさんの種類の物であふれています。昔の旅行者が書いた中国の雰囲気が全くありません。例えば人民服を着た人は皆無です。安宿はどこでも客を取りたがっているようで{めいよー}といって追払われることがあまりないようです。

さて、経済が急上昇中の中国ですがやはりまだたくさん"暗"の部分が残っています。まずは貧富の差。オーストラリアのガイドブック、"ロンリープラネット"によると13億人の総人口のたった10パーセントが中流層で2億の人々が1日1ドルの収入で生活しているそうです。マクドナルドのハンバーガーは1個1ドルを超えます。5億の人々がまだ汚染された水を使用していて年間95000人が汚染された飲料水を飲んで死んでいっているそうです。WHO 世界保険機構によると、中国で毎日600人が交通事故でなくなっているそうです。道路がよく整備されていてもそれを利用する人間の教育ができておらず、歩行者もオートバイ運転者も自動車の運転者も周りの交通などあまり注意せずいきなり道を渡ったり、車線変更をしたり、携帯電話で話しながら運転したり、傘を刺してオートバイに3人乗りしたり、信号無視、道路の逆走...といった具合です。電気オートバイが多くて、音は静かで廃棄ガスが出ないのはいいのですが、ナンバープレートはないし、ヘルメットはしないし、歩道まで走ったりと、好き勝手な運転者が多く見られます。2008年5月の四川省での大地震で65000人もの人々がなくなっていますが、それでも中国では毎年1000万人も人口が増加しているようです。2033年には人口が15億になると予想されています。世界の大気汚染のひどい30都市ののうち20が中国だそうです。はるか太平洋の対岸カリフォルニアの大気汚染の25パーセントが中国によるものだとか。そしてチベット問題、ウィグル問題、環境問題、人権問題、食品安全問題など。昆明市の宿でであった日本人旅行者によると中国の東北地方では反日感情が強く、日本人の学生の乗った観光バスが地元の学生たちからひどく罵声を浴びせられているのを目撃したと聞きました。

西安市(長安市)はシルクロードの起点であり、紀元前11世紀から紀元後10世紀まで2000年間 秦、漢、隋、唐、など中国歴代王朝の都として繁栄してきた。始皇帝、漢の武帝、司馬遷、則天武后、楊貴妃など多くの歴史上の英雄やヒロインが活躍した場所で日本の遣隋使や遣唐使で阿倍仲麻呂や空海が訪れている。三蔵法師の仏典が収められた仏塔もここにあります。しかし現在の西安市は中国の他の大都市と同じく高層ビルが建ち並び歴史ある古都の趣は全く感じられないのが残念です。

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